和食トリビア集


穀雨(こくう)

暦 4月

二十四節気のひとつ穀雨は、田畑を潤す春の雨の降る頃で、田畑での農作業の準備が整う時期でもあります。穀雨が終わるころには天候が安定し、日差しが強まっていきます。春の最後の節気にあたり、「行く春」と過ぎ去る春を惜しむ頃でもあります。

七十二候では
第一候:葭始生(よしはじめてしょうず) 葦が芽を出し始める
第二候:霜止出苗(しもやんでなえいず) 霜がなくなり稲の苗が生長する
第三候:牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹の花が咲く
頃とされています。(2013年掲載)