和食トリビア集


新米(しんまい)

日本料理の食材 9月

aki-no-inaho.BMP新米はその年に収穫された米で、生産された年の12月31日までに精米されて容器に入れられたり、包装された米をいいます。

 世界で栽培されている米の主流は、インディカ米という粒が長く粘りの少ない米ですが、日本で食べられている米の大半は、ジャポニカ米という種類の米で、粒が短く粘りの強いのが特徴です。

 江戸時代には1人が1年間に食べる米の量は1石(約150kg)とされていました。1石は180リットルで、この1000分の1が1合(180ml)で、現在も米の計量には1合という単位が使われています。

 現在日本での1人あたりの米の年間消費量は、平成24年で56.3kgとなっています。昭和40年(1965年)の消費量111.7kgと比べてみても、ここ50年ほどで約半分にまで減っていることが分かります。